にわかのおっさんのぐーたら日和

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桃太郎電鉄の復活が奇跡である理由

 

 

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先日のニンテンドーダイレクトにて任天堂広報室の森本さんより

 

桃太郎電鉄の最新作ニンテンドー3DSにて開発中です。

 今作の制作にあたり、桃太郎電鉄シリーズの生みの親

 さくまあきらさんより、メッセージを頂きましたので、代読します。」

 

と紹介されましたね。

 

 

さくらあきら氏からのメッセージです。以下、全文です。

 

 

「皆さんこんばんは。さくまあきらです。

毎年年末になると「桃鉄出ないの?」と言う言葉を貰いました。

ツイッターやメールなどでも

桃鉄の新作出して下さい!」の声を沢山貰いました。

 

先日のテレビ番組では、懐かしい桃鉄ファミリーの芸人さん達が

久しぶりに集まって盛り上がりました。

 

これだけリクエストが多いと、

私も天の岩戸から出て行かなければならなくなりました。

 

一番心残りだったのは、東北大震災、熊本地震が起きた際に、

桃鉄として、何も出来なかった事です。

 

どうしても「たちあがれ日本」と言う復興支援を、桃鉄でやりたかったのです。

イラストも今の時代に合わせて、新しくしました。

 

北見隆くん、田森庸介さん、こいでたくくん、えびなみつるくん、

大川清介くん、万乗大智くん、一本木蛮さん、なごやあきらくん、

といった私の古くからの友人たちが絵を描き起こしてくれました。

 

長らく待たせて本当にすみません。

この5年間で新しい物件も増えました。

新しい物件も取材を続けていました。カードも過去最大の130枚です。

名産怪獣も増えています。歴史ヒーローも最大数。

 

桝田省治の二十数年ぶりの参加も楽しみです。

何もかも増量です。新しい桃太郎電鉄の幕開けです。」

 

 

以上です。

 

 

自分は桃太郎電鉄シリーズはもう二度と出ないものだと思っていました。

それはさくまあきら本人

「ここに桃太郎電鉄正式に終了します。

との宣言をしていたからです。

 

一体さくまあきら氏に何があったのか?

うんちくなどを交えながら

順を追って見て行きたいと思います。

 

 

 

1988年桃太郎電鉄シリーズの第一作が発売。

 

 制作の背景には堀井雄二氏とゲーム談義をしていた際、

すごろくをベースにしたゲームを作りたい」と言う話題になった際に

心から尊敬していたという堤義明(当時西武グループ会長)の

 

リゾートを買い取り、そのための鉄道を通す

 

という理論を加えて考えたゲームが

さくまあきら氏の「桃太郎電鉄」と、

堀井雄二氏の「いただきストリート」なんだそうです。

 

桃太郎電鉄ゲームバランス

実力7割・運3割」を想定して作られていて

その根底として参考にされているものが「麻雀」との事です。

 

 

それから桃太郎電鉄はおおよそ1年に1本のペースで

様々なハードで発売されて来ました。

 

 

 

実は発売元だったハドソンは1981年、

孫正義率いる、当時パソコンのソフトウェア流通会社だった

日本ソフトバンク」と独占契約を結んで

全国のパソコン販売店などで

ソフトが販売される体制を確立したそうです。

 

この頃のつながりもあり、ソフトバンクの歴史ハドソン

必要不可欠だったと言われています。

 

 

 

1990年末頃、メインバンクだった北海道拓殖銀行が破綻

資金繰りが悪化。それからずっと経営状態は好転しなかったそうです。

 

 

 

2000年代に入るとコナミからの資本が入るようになりました。

そして、その後2004年に創業者が経営から完全に手を引き、

2005年にはコナミの子会社となりました。

その時からハドソンの社風であった

自由な社風」というのは無くなったそうです。

 

 

その後、紆余曲折を経て2014年の元旦

ハドソンブランドの公式ホームページが閉鎖され、

設立された1973年から41年間続いた歴史に幕を下ろし、

ハドソンブランドは完全に消滅しました。

 

 

 

桃太郎電鉄シリーズは2012年にリリースされた

携帯アプリ版「桃太郎電鉄TOKAI」を最後に新作の開発が終了となり

23年余り続いたシリーズに幕を下ろしました。

 

ですが、さくまあきらはここでハドソンから引き継いだ

コナミ在籍の社員との間で発生したトラブルがあり、

新作を作るつもりはないとコメントしていました。

 

 

なにやらただならぬものを感じますね。

他の記事でも書きましたが、本当に最近のコナミ

ゲームに対する姿勢を疑いたくなる感じの対応が目立ちますね・・・。

 

 

つまり、ハドソンを買収してコナミの子会社としたは良いが、

その後桃太郎電鉄シリーズの開発に関する業務連絡を完全に放置

それにさくま氏がキレた、と言う経緯があったようです。

ほったらかしってすごいですね(呆れ)

 

 

 

その後、桃太郎電鉄永久に出ないものだと思っていましたが

どうやらコナミ任天堂に対し

桃太郎電鉄ライセンスアウトした模様。

 

 

ライセンスアウトとは

自社で開発及び取得した、特許権知的財産権などを

他社に提供、使用させる事を言います。

 

 

なので、コナミとしては任天堂から

最新作の収益からライセンス料を徴収する形になるようです。

 

長く続く人気シリーズなんだから自社開発すれば良いのに

放置して任天堂に丸投げとは

一体どういうつもりなんでしょうかね・・・。

 

 

まぁ、最新作がまた出てくれるなら良かったですね!!

そういう事にしましょう!うんうん(思考停止)

 

 

 

3DSなら友達と集まってどこでもプレイ出来るし、

家でゴロゴロしながら遊べる

今から本当に発売が待ち遠しいですね♪

 

 

さっ、本体を買って今から準備だ♪(ステマ